「寝ていればOK」というほど甘くない!?夜行バスの世界

夜行バス

目的地に早朝に到着できるうえ、新幹線や飛行機よりも安い値段で移動できる「夜行バス」。
冬休みの帰省やレジャーで利用する方も多いかもしれませんね。
しかし、実際に乗ってみると「寝ていればOK」というほど甘くない乗り物かも!?
今回はそんな夜行バスのあるあるや快適に過ごすコツをご紹介します。

車内はハプニングの宝庫!

いろんな人が乗り合わせて8〜9時間も一緒に過ごす夜行バスの車内はハプニングの宝庫です。
前後や隣の席にどんな人が座るかは運任せ。
時には大いびきをかく人や、体が大きすぎて他人のエリアまではみ出す人、修学旅行のようにワイワイ騒ぐ若者グループに遭遇することもあります。
なかにはサービスエリアの休憩所で焼きそばを買って持ち込み、美味しそうな匂いを車内に充満させる人も!
「これは一体、何の修行なの…!?」と思えるくらい眠れない道中になるかもしれませんが、後日振り返ると笑えるエピソードが詰まっているのは夜行バスならではですね。

首用・腰用の枕も大活躍!装備が完璧な「夜行バスの達人」がいる

好きなアーティストのライブで頻繁に遠征する人や、スキー・スノボによく行く人などの中には、夜行バスを知り尽くした「達人」がいます。
彼らは夜行バスの様々な修羅場をくぐり抜けているので、少しでも長く眠れる便利アイテムに詳しいのです。
達人たちの使用率が特に高いのは、空気を入れて膨らませる首用・腰用の枕。
夜行バスでは眠れる体勢を見つけるのに苦労しますが、枕があると体の安定感が増して眠りやすく、疲労感が軽減されます。
このほかにもアイマスク、耳栓、むくみ軽減用の足裏に貼るシートなども必須アイテムです。

コンセントがあると眠れない時も快適

夜行バスでどうしても眠れそうにない時は、とりあえずスマホをいじって時間をつぶすという人も多いです。
でも電池残量が少なかったり、到着着に充電する時間や場所がない場合は、バッテリー残量が気になってスマホが使えませんよね。
そんな時に便利なのが座席に用意されたコンセント。
最近は導入する夜行バスも増えてきました。
電源が確保できればスマホはもちろん、パソコン、デジカメ、Wi-Fiルーターなども充電できて暇つぶしの手段が増えるので、眠れない狭い座席が一気に快適空間に変わりますよ。
バス選びの重要なポイントです。

朝風呂で思いっきり体を伸ばして気分最高!

早朝、目的地に着いた時には座りっぱなしで肩も腰もガチガチ…。
そんな体を一気にほぐしてくれるのが朝風呂です。
朝から営業しているスーパー銭湯などに立ち寄って湯船に浸かれば、体を思い切り伸ばしてリフレッシュできます。
ただし安さ重視で夜行バスを選んだ方は、スーパー銭湯の利用料金や食事代にお金をかけすぎないよう要注意です。
朝のリフレッシュを充実させすぎると、トータルのコストが新幹線や飛行機の移動と大差ない場合も!

まとめ

夜行バスは、どこでも眠れるタイプの人や、車窓の景色を楽しみながらのんびり移動するのが好きな人にぴったりです。
最近は1人分の座席が広く設備も充実した夜行バスが登場しているので、以前は失敗したという人も再チャレンジすると新たな魅力に気づくかもしれませんね。

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