「たっぷり8時間寝たはずなのに、なんか寝不足…」
「なぜか朝起きると、首や肩に痛みを感じる」
「寝ても寝ても疲れが取れない」
そんな悩みを抱えていませんか？
もしそうだとしたら、今使っている枕が自分に合っていない可能性があります。
枕と睡眠の関係は深いもの。
「この枕でないと眠れない！」と、手放せないお気に入りの枕をお持ちの方もいるでしょう。
ぴったりと自分に合った枕での睡眠は、とても心地よく、健康そのものにも影響があります。
そこで今回は、自分だけの枕「マイ枕」について、考えてみます。
あのイチローの必需品はマイ枕
「枕って本当にそんなに大事なの？」と思われるかもしれません。
結論から言うと、枕はとても大事な睡眠ツールです。
世界で活躍するトップアスリートの多くも、マイ枕に大きなこだわりを持っていることをご存知でしょうか？
アスリートは、優れたパフォーマンスや試合の結果を出すためには、睡眠の質がとても大切だということを知っています、アスリートの枕は練習の疲れを取り、体のコンディションを整えるという、大きな役割を担っています。
メジャーリーグ通算3000安打を達成したあのイチローも(2016年８月時点)遠征には必ずマイ枕を持参していることはご存知でしたか？
また、先日閉会したリオデジャネイロオリンピック（2016年）の日本人メダリストも、寝具と睡眠にいかいにこだわっているかを語っています。
体が資本であるアスリートの例からもわかるように、枕ひとつで、眠りの質は大きく変わってくるものなのです。
マイ枕選びには、どんな方法があるの？
では、良い睡眠をもたらす枕を選ぶ際に、どのようなポイントがあるのでしょうか。
枕を使って寝ているときの理想の姿勢は、「立っている時とできるだけ同じ姿勢を保つこと」だそうです。
直立しているときも、寝ているときも自分にとって自然な体勢を取ることが重要なのです。
このことから、横になったときに、頭の下に入る枕の高さや柔らかさは、寝心地にとても影響を与えてくることが分かります。
では、次にマイ枕の選び方を考えてみましょう。
①オーダーメイド枕
最近では、インターネットでも気軽にオーダーメイドのマイ枕を手に入れられるようになりました。
百貨店の寝具コーナーに行けば、サイズを測り、素材や生地選びをして、高さや柔らかさも自分に合う枕を作ってもらえます。
また、オーダーメイドとまでいかなくても、さまざまな種類の枕が陳列されていますから、実際にその場で試してみて、お気に入りのマイ枕を見つけるのもいいでしょう。
②レンタル枕
また、「マイ枕は高い買い物。失敗はしたくない」と考える方におすすめなのが、枕のレンタルです。
インターネットからかんたんに申し込め、いろいろなメーカーの枕を試せます。
実際に自宅でその枕を使って試せるので、とても便利ですよ。
購入前に使用感がわかるので、失敗も少なくなります。
③弾力性・復元性に優れた枕
人は寝ている間に、寝返りを何回も打つものです。
すると、寝返りを打つたびに枕の位置がずれてしまい、朝起きたら枕がベッドから落ちていた…なんてことも。
それでは枕の機能を十分に果たせないで終わってしまいます。
そこで、どのような姿勢でも頭にフィットする柔軟性と弾力性、また復元性が枕に求められてきます。
それによって、自由自在に頭の位置を変えられ、自分に合った姿勢が保てるからです。
たとえば、王様の夢枕という商品があります。
中身の素材はビーズで、頭の形に合わせて柔軟に枕の形が変形します。
復元性が高いので、どの位置に頭があってもしっかりと頭をサポートしてくれます。
こういった性質を持った枕もマイ枕として優れています。
私たちは、実に1日の1/3を睡眠にあてています。
その時間をいかに充実したものにするかで、昼間のパフォーマンスは変わってきます。
頭や肩がつらくて、イライラもやもやしたまま、仕事をしたり家事をしたくないですよね。
ぜひお気に入りのマイ枕を使って、心地よい睡眠を実現し、笑顔で毎日を過ごしていきましょう。