つわり対策に枕はどう?妊婦さんの強い味方!妊娠初期から産後まで長く使える抱き枕!

つわりのイメージ

妊娠すると、快適なマタニティライフを送るためや、生まれてくる赤ちゃんを迎え入れるために、様々なマタニティ&ベビーグッズを探し始める方が多いのではないでしょうか。

妊婦向けの雑誌やサイトなどに載っている人気アイテムのひとつに抱き枕があります。
なぜ妊婦さんに抱き枕がおすすめなのか、本当に必要なのか、どんな種類のものを選べば良いのか。
今回は、「妊婦さんと抱き枕」の気になる点を解説します。

つわりで寝付けなくなる妊娠初期の眠りをサポート

妊娠がわかると喜びもつかの間、つわりの苦しみが妊婦さんを襲います。
どのくらい辛いのかは個人差がありますが、深刻な人は、水さえ喉を通らず起き上がれないほどと言います。また比較的軽い人でも、気が張っている昼間は大丈夫だけれど、夜になると体のだるさや胸のむかつきなどがどっと出る人も多いようです。
横になって休みたいけれど、気分が悪くてなかなか寝つけない。
そんな妊婦さんにおすすめの寝姿勢が「シムス体位」です。
「シムス体位」は、19世紀のアメリカで婦人科学の父と呼ばれた産婦人科医J・マリオン・シムズが提唱した姿勢で、全身の力が抜けてリラックスできると言われています。
正しいシムス体位では、体の左側を下にしてうつ伏せ気味に横になります。
そして、下にある左足を真っ直ぐ伸ばし、右足は付け根から前に出して曲げます。左腕は背中側に回し、右腕も曲げてベッドの上に置きます。
元々は直腸検査、治療をするときや昏睡状態の人の気道確保に用いられた姿勢のようですが、妊婦さんがこの体位になるととても楽であるとわかり、応用されているみたいです。
この、妊婦さんの「シムス体位」をさらに楽なものにするのが、布団や枕、クッションなどです。特に抱き枕を抱きかかえるようにすると体勢が安定しやすくなるのです。

妊娠中期、後期から産後まで、長く使える!

抱き枕は、つわりの時期に限らず長く使えるので、妊婦さんにオススメのアイテムです。
「シムス体位」は、妊娠中期・後期にも有効になります。
お腹が大きくなってくると、仰向けの姿勢がしんどいと感じたり、横になっているほうが重みを感じにくかったりすることも。
そんなときに、抱き枕が重くなった体をサポートして、妊婦さんを楽な姿勢に導いてくれます。
多くの妊婦さんが悩まされる手足のむくみや腰痛対策にも、抱き枕が役立ちます。
座るときや横になるとき、足の下に入れて足を高くしたり、抱きかかえて腰を伸ばしたり。
さまざま起こる妊婦さんの体の不快感を、やわらげてくれるのです。
また、普通の枕に比べて厚みのある抱き枕は、産後に授乳クッションや赤ちゃん用のクッションとしても使えます。
新生児の授乳では、何十分も赤ちゃんを胸の高さに合わせて抱っこするので、クッションで支えるのがおすすめ。
お座りし始めの赤ちゃんのサポートにも、抱き枕のボリューム感がとても便利です。

自分に合った抱き枕の選び方!

妊婦向けの雑誌やWebサイトを見てみると、色々な種類の抱き枕が紹介されています。
自分に合うものを見つけるためには、どんな点を考慮して選べば良いのかをご紹介します。
まず重視してほしいのが、体へのフィット感です。
体の大きさに合ったサイズを選ぶのはもちろん、硬さや沈み方などの感触も大事にしてください。
やさしくフィットする柔軟性と、沈み込みすぎない弾力性がポイントです。
また、ひと口に「抱き枕」と言ってもその形状はさまざま。
棒型、三日月型、波型、人型、L字型など。
中には、脚で挟み込む部分は細身で弾力があり、ボリュームの欲しいお腹部分はしっかりと分厚くなっているなど、細部までこだわったオリジナル型で作られているものもあります。
お肌の敏感な妊婦さんと赤ちゃんが使うものなので、素材選びも大切です。
特にカバー素材にはこだわりたいですね。
肌触りがやさしく刺激が強くないか、本体も含めて丸洗いできるかなどをチェックしてみてください。

まとめ

サイズの種類が豊富で、絶妙の柔軟性と弾力性を併せ持つおすすめのひと品が、キング枕の「王様の抱き枕」です。超極小ビーズとポリエステル綿を独自比率で配合した、ムニュふわ~な感触が、質感にこだわる妊婦さんに人気なのです!横向きの寝姿勢を巧みにサポートしてくれるタツノオトシゴ型のフォルムで、フィット感を味わえるでしょう。
その他、妊婦向けサイトなどにも可愛いデザインのものやオーガニック素材のものなどがラインナップされています。是非、自分に合ったお気に入りの1つを見つけてくださいね!

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