世界には夢と現実の境目がわからなくなってしまうような素敵なホテルがたくさんあります。
今回は、ちょっと変わった場所にベッドを置くなど、非日常の睡眠が体験できるホテルを4つご紹介します。
目次
ホテル仕様のふわふわ枕、川の流れに漂いながら眠るホテル
タイの観光の定番といえば、食品・雑貨などありとあらゆる商品を乗せた小舟が並ぶ水上マーケット。
しかし、首都バンコクで水に浮かぶのは市場だけではありません。
「Bangkok Tree House」というホテルでは、なんと国内有数の河川・チャオプラヤー川にベッドを浮かべて、水上で眠ることができるんです。
真っ白なシーツに、ふかふかのホテル仕様枕。
穏やかな川の流れに漂い、街の夜景を眺めながら眠りにつくと、どんな素敵な夢が見られるんでしょう。
ただ、マットレスがそのまま水に浮いているような形状なので、寝相が悪い人は落水注意です。
氷に枕は必需品!ディズニー映画のような氷の世界のホテル
北欧・スウェーデンの北極圏の町キールナには、氷と雪でできた「アイスホテル」が冬季限定で登場しします。
シャンデリアもテーブルもイスも見渡す限りすべて氷で作られていて、まるであのディズニー映画のような光景です。
もちろんベッドも氷で作られていますが、トナカイの皮や氷点下15℃程度まで対応できる寝袋が用意されているので、凍えることはありません。
枕だけは、見たとろ白いカバーのホテルの枕を使っているよう。
氷のベッドなら、なおさら枕は必需品ですね。
しかも、ホテル内はとっても静かで落ち着くんだそう。
あまりに幻想的な雰囲気に、目覚めても夢か現実かわからないかも?
頭上に降り積もる雪を眺めるホテル
フランス・マルセイユ近郊の森にあるホテルには、巨大な透明のドーム状の客室があり、室内からは360度森の木々を眺めることができます。
ドームの中心には大きなベッドが1つあり、もちろん天井部分も透明なので、寝っ転がって空を眺めることもできますよ。
冬の寒い日には天井に降り積もる雪を眺めるという、普通のホテルでは絶対に味わえない贅沢な体験ができることも。
ただし、周囲が森とはいえ外からまる見えのお部屋なので、慣れるまでちょっと緊張してしまいそうですね。
地平線から昇る朝日で目を覚ますホテル
アフリカ・ケニアの「ロイサバウィルダネス」では、サバンナに張り出したテラスにベッドを移動させて、屋外で眠ることができます。
広大な平原の風を感じながら、夜は満点の星空を眺め、朝は地平線から昇る朝日で目を覚ますという、なんともドラマチックな眠りを味わえるのです。
アフリカは人類発祥の地とされている「母なる大地」。
大自然に抱かれて眠れば、なんだか人生観が変わっちゃいそうです!
枕はどこのホテルに行っても必須
世界中どこのホテルに行っても、やはりマットレスと同様、枕の存在は大きいものです。
ご紹介した、自然と一体化したスペシャルな空間のベッドルームでも、枕がないと相当寝にくいかもしれません。
寝具の質もホテルの楽しみのひとつ。
世界中のホテルに行ったら、どんなベッドにどんな寝具が使われているのか、じっくり寝比べて見るのも楽しいですね。
いかがでしたか?聞いたことがないようなホテルがほとんどだったのではないでしょうか?
世界には、「眠り」の空間にフォーカスした、あっと驚くようなホテルがたくさんあります。
こんな素敵なホテルなら、心の底からリフレッシュしたいとき、何かの思い出に浸りたいとき、新しい自分に生まれ変わりたいとき…極上の一晩を過ごせること間違いなしです。
でもワクワクしすぎて逆に眠れなくなるかもしれませんね。