増えている子供の夜更かしと睡眠不足

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夜遅い時間帯にコンビニやファミリーレストランなどで子供を見かけたことがある人は多いのではないでしょうか。
家でも、テレビを見たりゲームしたりしていてなかなか眠りにつこうとしない子供が増えているのが現状です。
成長期に大人の時間に合わせて生活して睡眠不足を繰り返していれば、さまざまな影響が出てきます。

子供が寝ない原因とは

寝る時間になっても、子供が親の言うことを聞かずにいつまでもテレビを見ていたり遊んだりしていると、親も苦労してしまいますよね。
子供がまだ小さいうちは、お昼寝をたくさんし過ぎてしまったりして生活リズムが上手く出来ていないため、なかなか眠りにつくことができないと考えられます。
大きくなれば自然に早く寝るようになるだろうと思うかもしれませんが、一度身についてしまった生活習慣を変えることはなかなかできないものです。

早起きができていないことも子供が寝ない原因に

また、夜遅くまで子供が起きている原因のひとつに、朝の早起きが出来ていないことが考えられます。
朝出かけるギリギリまで寝ている子供は、まだ頭も働かないうちから準備を始めなければならないため朝食も満足にとれず、日中はボーっとしてしまうことも多いのです。
夕食や入浴などの時間がいつもバラバラでは、規則正しい生活習慣はいつまでたっても身につきません。
電気がいつまでも付いていると眠くならないので、寝る1時間前には電気を少し暗くすることも必要です。
生活リズムや照明などの工夫を徹底しなければ、子供に早寝早起き生活をさせることは難しいでしょう。

まさか!睡眠不足が子供の心にも影響を与える

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成長期にある子供は、睡眠不足になると脳内のホルモンであるセロトニンが減少します。
セロトニンは、意欲や感情、他人への共感力や理解力に深く関わっており、非常に重要なホルモンであると考えられています。
セロトニンが減少すると常にイライラしたり、疲れやすくなる、集中力がなくなるなどの影響が出てきます。
よくニュースで見るような子供の学力低下、突然キレるなどの問題行動などは、睡眠不足からきていると言っても過言ではありません。
大人でも、睡眠不足になれば仕事や勉強をしていると眠くなってしまい集中することができなくなるものです。
心や行動にも影響する睡眠を子供にきちんととらせて、規則正しい生活習慣を作っていくことが大切です。

寝る子は育つは本当だった!

子供が睡眠不足になると、発育にさまざまな影響を及ぼします。
成長ホルモンはだいたい夜10時から2時の間に出ると言われており、この時間までに睡眠に入ることで成長ホルモンが分泌されて身体の成長を促します。
昔から言われている「寝る子は育つ」というのは科学的にも証明され根拠のあることなのです。
生活習慣を変えていくためには、親子で早寝・早起きに取り組みましょう。

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いきなり子供だけ早く寝るように仕向けようとしても、うまくはいきません。
今までの生活を変えるためには親も努力する必要があります。
寝る時間を決めて準備をし、寝る時間になったら電気を消すなど、親子で同じ行動を取ることで子供にも早寝早起きの習慣ができてくるのです。
身体の発育が顕著に現れる大事な成長期のうちに、たっぷり睡眠をとり規則正しい生活ができるよう心掛けたいものですね。

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