睡眠時間○時間は二晩徹夜したのと一緒!

睡眠

あなたは毎日どれくらい寝ていますか?
人それぞれ「忙しくてもこれくらい寝れば大丈夫」という基準を持っていると思います。
しかし、自覚しないうちに隠れ睡眠不足となって仕事や活動の質を落としているかもしれません。
そこで今回は、最低限確保したい睡眠時間についてご紹介します。

日本人はどれくらい寝ている?

経済協力開発機構(OECD)の調査によると、2011年時点で日本人の睡眠時間は7時間40分程度でした。
「意外と長いんだな」と感じた方も多いのではないでしょうか?
7時間40分の睡眠を確保するには、起床時間が朝7時の方なら、夜11時過ぎには布団に入っていなければなりません。
仕事で帰宅が遅いビジネスマンやお弁当作りで朝が早いお母さんにとっては「そんなに寝ていられないよ」というのが本音ですよね。

ほとんどの人は最低でも「6時間以上」の睡眠が必要

「ショートスリーパー」という言葉を聞いたことがありますか?
睡眠時間が6時間未満でも元気に活動できる体質の人で、著名人では明石家さんまさん、中居正広さん、京極夏彦さんらが当てはまります。
睡眠不足で悩まなくて済むのは羨ましいですが、残念ながらショートスリーパーは人口の5〜10%と言われています。
逆にロングスリーパーと言って、9時間以上の睡眠をとらないといられない人もいます。
ロングスリーパーは日本人の3~9%と言われ、ショートスリーパーよりも少し少ない程度のようです。
どちらにせよ、一般的に考えると、ほとんどの方が最低でも確保したいのは「6時間以上」の睡眠です。

睡眠時間6時間未満はこんな健康に悪いことも

6時間未満しか眠れないと仕事や活動の質に悪影響を及ぼすことが、アメリカのペンシルベニア大学の研究で明らかになっています。
研究チームは健康な大人を4つのグループに分けてある実験を行いました。
睡眠時間が4時間・6時間・8時間の各グループ(期間は2週間)と三晩連続で徹夜のグループに、毎日テストやアンケートを受けてもらいました。
結果は、睡眠時間が4時間・6時間のグループは、与えられたすべての課題で認知能力が大幅に下がり、最終的にはなんと二晩徹夜した後の人たちと同じレベルまで下がってしまいました。
6時間以下の睡眠が慢性的に続くと、仕事や活動の質が大幅に落ちてしまうのです。

能率の低下

6時間の睡眠を確保するためには?

6時間寝たいのはやまやまだけれど、6時間の睡眠を確保するのは、現代の忙しい日本人には難しい課題かもしれません。
質のよい、十分な睡眠時間を確保する努力をすることは大切ですが、物理的に難しいという方もいるでしょう。その場合は、せめてできるだけ質の良い睡眠ができるように、寝具や枕、その他の睡眠グッズにこだわるのも、良いかもしれません。
今は、インターネットで様々な機能を持つ寝具やグッズが購入できます。
マットレスや照明、香りなど睡眠に関係するものはいろいろとありますが、特に、枕は重たい人の頭を支える重要なもの。
多くの種類があり好みも人それぞれです。
素材や形、かたさなど豊富な種類の中から選ぶことができますので、それぞれのメリット・デメリットを調べて、自分に合った寝具選びをするのも必要なことではないでしょうか?

調度良い照明

6時間寝ても徹夜に相当するレベルとは、驚きですね。
睡眠がいかに重要かを示しています。
なんとなく夜更かしをしていたという方は、早めに寝るよう心掛けるだけで翌日の仕事がすいすいはかどるかもしれませんね。
人間にとって、睡眠はとても大切な行為です。
一度、自分の睡眠について見直し、どの睡眠のタイプなのか、どのような睡眠をとったらいいのかを考えてみるとよいでしょう。

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