まくら投げがガチすぎる!まくら投げの実際

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まくら投げといえば、修学旅行にはおなじみの遊びですが、実はまくら投げがスポーツ競技になっていることをご存知ですか?
あまり知られていないかもしれないこの事実。
この記事では、競技になったまくら投げ大会についてご紹介します。

定番のまくら投げ

まくら投げの歴史は現在のところ不明です。
ですが、修学旅行や合宿では定番のようにまくら投げが繰り広げられ、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
投げた枕に当たった人が負け、もしくは特にルールを決めず枕を投げ合うなどそのスタイルは様々です。

まくら投げと言えば、こんな光景を思い浮かべます。
修学旅行の夜。
消灯時間に同じ部屋の生徒たちと、枕投げを始めます。
先生に見つからないようにしなければなりませんので、先生らしき足音やドアのノックで、すぐに電気を消し寝たふり。
でも、布団やまくらはバラバラに散らばっているわけでバレバレです。
それでいて寝たふりをしている自分たちが可笑しすぎて笑いが止まらない!当然、先生にも見つかって大目玉です。

まくら投げが競技に!

さて、このまくら投げ。
スポーツ競技として全国大会が開催されているのです!
立派な競技ですからルールまで決まっていて、もちろん真剣勝負です。

静岡県にある伊東温泉では、町おこしの一環として数年前からまくら投げ大会が開催されています。
また、この大会には面白い独自のルールがあります。
衣装は浴衣。
飛んできたまくらを阻止するために布団で盾を作ります。
お互いの陣地に大将がいて、大将は枕に当たらないようにしなければいけません。
枕が大将に当たればそこで勝負が決まります。

ユニークなのが、「先生がきたぞー」というコール。
これは1試合に1回だけ使用可能で、コールを聞いたらすかさず寝たふりをするというものです。
それでもこれは立派な競技。
大人がまくらを投げればそれなりに衝撃がありますから、凄まじい戦いになるそうです。

実は、このまくら投げ大会には「公式まくら」が存在します。
まくら投げ専用の「全日本まくら投げ選手権大会公認」のまくらだそうで、ここまでくると、もはや遊びとは言えない本気度ですね。

まくら投げは日本だけではない?

まくら投げは修学旅行での定番遊戯、そして今や温泉地でもスポーツ競技となっています。
共通なのはどれも浴衣や布団にまくらですから、日本だけのものかと思いきや実はそうではないようです。

世界にはピローファイトというまくら投げをする日が定められています。
2007年から始まったまくら投げ大会の日のことで、4月の第一土曜日「世界まくら投げの日」に屋外で大勢の人たちがまくらを投げ合います。
まくらの生地が破れて飛び出てきた羽毛が、そこらじゅうに舞い、お祭りのようなピローファイトは子供から大人まで楽しめるイベントになっています。

クッションを持つ子ども

いかがだったでしょうか?
修学旅行の定番「まくら投げ」も視野を広げてみてみると、地域でのスポーツ競技になっていたり、まくら投げの日が決まっていたりと非常に面白いことになっています。
日本だけでなく、世界でもまくらを投げる行為は童心にかえることができるものなのかもしれません。
いつか、大人数で温泉地へ出かけたときに、まくら投げを思い出して久しぶりにやってみるのもいいですね!

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