最近では、いろいろな抱き枕が売られています。触り心地が違ったり、大きさが違ったり、カラフルなものがあったり…。
それだけ抱き枕を使っている人が多いという証拠です。
抱き枕を使うメリットはどんなことがあるのでしょうか?
抱き枕の良いところだけでなく、買う前にはデメリットはどんなことがあるかも知りたい。
抱き枕と一緒に眠ることのメリット、デメリットとは…?
抱き枕を使うメリット
抱き枕を抱きながら眠ると、いろいろな効果を得ることができます。
大きく分けると「リラックス効果」と「体をサポートする効果」の二つがあります。
リラックス効果
- 安心感を得られる
- 心地よく安眠できる
- 冬場は温かい
体のサポート
- 腰が辛い人も眠りやすい
- 妊婦さんの快眠をサポート
- クッションになってくれ、すれにくい
リラックス効果について
抱き枕を使うと、どうして安心感を得られるのでしょうか?
それは、抱き枕を抱っこしたときの体勢に理由があります。
抱き枕を抱きかかえて足に挟んで横になると、体は緩やかに丸まったような体勢になります。
これは、赤ちゃんがお腹の中にいる時の体勢によく似ていると言われています。
抱き枕を抱いていると、お母さんのお腹の中にいた時のことが無意識に思い出され、安心感が得られるのです。
「安眠できる」という効果も、この「安心感」を得られるということに起因しますが、それだけではなく、抱き枕がうまく体をサポートしてくれることから得られる効果です。
体のサポートとは?
サポートその①
「いびきに悩まされている人が抱き枕を使ってみたら、いびきが軽減した」ということも起こります。
いびきの原因はいくつかあるので、抱き枕で必ず解消するとは言えませんが、仰向けで上を向いた状態で寝ていると、舌が下がり気道の邪魔をして、いびきをかきやすくなる人がいます。
このような場合は、横向きに寝ることでいびきが軽減するので、抱き枕を抱いて寝ていれば横向きで安定して眠ることができ、いびきを軽減できる可能性があるということです。
サポートその②
「腰が辛かった人が楽に眠ることができる」というのは、抱き枕を抱いて眠ると体重を抱き枕にかけることができる分、体の負担を軽減できる、という理由からです。
身体の重みが分散されるので、首や肩、腰などが楽になるのです。
「妊婦さんの睡眠不足解消」もこの理由からですね。
お腹が大きくなればなるほど、体重は重くなり、腰や背中に負担がかかり横になっても軽減しにくくなるところを、抱き枕と一緒に寝ることにより、重みの負担を分散でき、気持ち良く眠ることができるということなのです。
高齢の方の床ずれ防止対策として、抱き枕を使用している介護施設もあります。
仰向きで寝続けて、体重が同じ場所にかかり過ぎないように抱き枕を使って、横向きの体勢を取るサポートをします。
抱き枕のデメリット
さまざまなメリットがある抱き枕ですが、デメリットってあるのでしょうか?
実際に使っている人の感想としては
- ずっと使っていると、ニオイが気になってくる
- 夏は暑い
- 場所を取る
というようなデメリットを感じているようです。
確かに「冬温かい」というのはメリットですが、その分夏には暑くなってしまいます。
抱き枕の素材にはさまざまな種類があり、最近では「クールタイプ」というひんやりとした触り心地のものも販売されているようです。
夏と冬で、触感の違うカバーを使うというのも良いかもしれません。
「ずっと使っているとニオイがつく」というのはイヤですね!
汗などの体臭が抱き枕に移ってしまうことが原因ですが、ものによっては「丸洗い可能」というものがあり、定期的に洗っていれば、清潔に使い続けることができます。
丸洗いできない抱き枕でも、天日干しなどで殺菌していれば問題なく快適に使えます。
まとめ
「夜なかなか眠れない」とか「ぐっすり眠れなくて辛い」という人は、抱き枕を試してみるのもいいですね。
「好きなキャラクターの等身大抱き枕」というのも人気のようです。
一緒に眠ると楽しい夢が見られるかもしれませんよ!