自律神経を整えてぐっすり眠ろう 今日からできる4つの習慣

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自律神経は人間が生きるうえで重要な役目を担い、良質な睡眠にも大きく関わっています。
今回は自律神経を整えるのに役立つ4つの方法をご紹介します。

自律神経とは?

自律神経とは、人間の命を維持するために24時間休まず働く神経です。
私たちが自分の意思で調整するのが難しい、心臓の鼓動や体温・代謝、消化器官の働きなどをコントロールします。
自律神経は、興奮時に優位な「交感神経」と、リラックス時に優位な「副交感神経」で構成されます。
両者がバランスよく働く状態が理想ですが、心身にストレスがかかりやすい現代人は交感神経が優位な時間が長い傾向があります。
質の良い睡眠をとるには、夜に副交感神経が優位になる習慣を心がけましょう。

(1)

交感神経を優位にするストレスとは、心理面の問題だけではありません。
大きな画面全体から光を発しているスマホは、あなたが自覚していなくても交感神経を刺激してしまいます。
また、SNSを眺めているとついつい人と自分を比べてネガティブな感情に支配されることもあります。
マイルールを作って、スマホをだらだらと使わないようにしましょう。

(2)

忙しいとついついシャワーですませがちなお風呂タイム。
湯船に浸かる習慣を取り入れていきましょう。
体が温まって血行が促進され、さらに浮力で筋肉の緊張がほぐれて、副交感神経が優位になっていきます。
温度は、暑すぎると逆に交感神経を刺激してしまうので、少しぬるめの39〜40℃が目安です。

(3)

私たちは普段、何も意識しないと浅い胸式呼吸をしています。
しかし副交感神経優位に切り替えるには、深い呼吸ができる腹式呼吸が有効です。
はじめに息を吐ききり、次に鼻からお腹の底に空気をためるイメージで、ゆっくり、深く吸いこみます。
吐くときも、口からゆっくりと。
心の中で数を数えながら腹式呼吸を行うと集中しやすく、心のストレスになっている余計な考えから解放されますよ。

(4)

自律神経のバランスを改善するには、1日のスイッチを入れる習慣も取り入れましょう。
朝、目覚めたら、カーテンを開けて朝日を浴びるのです。
これは自律神経を司る「体内時計」のリズムを整えるためです。
1日は24時間ですが、体内時計は人によって異なるリズムを持ち、必ずしも24時間ぴったりとは限りません。
そこで朝日を浴びることで体内時計に24時間の周期に適応していけるのです。
軽いストレッチと併せて習慣にすれば、気分もすっきりしますよ。

(5)

実をいうと枕を変えたことで、自律神経が整ったという不思議な話があります。
頭が痛かったり、肩こりがひどかったりしても枕を変えたら良くなったというのは、それほど珍しいことではないようです。
首が正されることで、体全体が整うとカイロプラティックの世界では言いますが、まさに枕によって身体が正されたということでしょうか?
パソコンやスマホの普及で現代人はパソコンと切っても切れない関係になっています。
職業によってはずーっと同じ姿勢でパソコンの画面をのぞいているため、首がごりごりになって、可動域が狭まり、自律神経も乱れていくことが考えられます。
そのため、首のケアは昔に比べずっと大切になってきているのかもしれませんね。
枕は頭だけでなく首にとっても「支える」という重要な役割を担っているようです。

神々しい風景

自律神経のバランスを整える習慣は、頭痛・めまい・肩こり・多汗など様々な不調も改善してくれます。
現代人の必須科目と言えそうですね。
ご紹介した内容を参考に少しずつ生活に取り入れていきましょう!

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