「眠気はあるのになかなか寝付けない」「しっかり寝たはずなのに疲れが取れにくい」など睡眠の悩みを抱えている方が増えています。
そんな睡眠トラブルに役立つアイテムとして注目されているのがアイマスク。
今回はアイマスクが眠りに与える効果やアイマスク選びのポイントについて見ていきましょう。
アイマスクの熟睡効果
睡眠を促すホルモンのメラトニンは、朝起きて光を浴びてから約15~16時間後に分泌されます。
しかし、夜間、明るい環境にいるとメラトニンの分泌が阻害され、寝つきが悪くなったり、熟睡できなかったりという睡眠トラブルが起きてしまうのです。
夜、部屋の電気を消せば大丈夫だと思うかもしれませんが、カーテンやドアの隙間などから意外と光は漏れてくるもの。アイマスクはこれらの光を全て遮断してくれます。
そのため、アイマスクを付けるとメラトニンの分泌が高まり、安定した深い眠りに就くことができるのです。
また、アイマスクを付けることで、眠りに入る体制へと意識がシフトされます。
寝る前に、つい本を読んだりスマホを見たりして寝そびれてしまうという方は、アイマスクをして睡眠モードに意識を切り替えてみましょう。
短時間睡眠にも効果的なアイマスク
アイマスクは、夜しっかり眠る時だけでなく、休憩時間や電車・飛行機での移動中に仮眠をとる際にも有効です。
日中はなかなか真っ暗な環境を作りづらいですが、アイマスクを活用すれば光が遮断され、短時間でも深く眠ることができます。
残業などが多く、夜に睡眠時間がとりにくい方は、ぜひ日中の仮眠の際にアイマスクを活用してみてください。
アイマスクを選ぶポイント
アイマスクは100均やインターネットでも購入できますが、沢山種類があってどれを選んだらよいのか迷ってしまいますね。
そこで、次にアイマスクを選ぶ際に重要な2つのポイントをご案内しましょう。
通販での購入は便利ですが、なるべく一度は試着してみることをおすすめします。
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光をしっかり遮断しているか
アイマスクの大きさや形が自分の頭に合っていないと、隙間から光が入ってきてしまい効果が薄れてしまいます。
試着の際に、アイマスクがぴったり合っていて光を遮断してくれるかをチェックしましょう。
薄い生地のアイマスクも光の遮断性が弱いため、少し厚手のものがおすすめです。 -
快適な装着感があるか
睡眠中、ずっと装着するアイマスクは不快感を覚えないものを選ぶことも大切なポイント。
締め付けを感じるアイマスクはかえって眠りを浅くしてしまいます。
伸縮性があり、試着して快適だと感じるアイマスクを選びましょう。
耳にかけるタイプは、睡眠中に外れてしまったり、耳が痛くなったりすることもあるため、頭に巻くタイプがおすすめです。
また、直接まぶたにアイマスクが触れると気になって眠れない可能性もあるので、試着の際に気をつけてみてくださいね。
ホットマスクでPC疲れをオフ!
最近では、ホットマスクなるものも登場しています。
長時間のパソコンの使用で目が疲れている方に効果的だと言われています。
レンジでチンして温めるもの、ラベンダーなどの香りつきのもの、眼球の部分だけはあたたまらない工夫がされているものなど、独自の特徴があるホットアイマスクが気軽に購入できます。
繰り返し使用できるUSBタイプなどもユニークですね。
眼球の疲れが気になる方はいろいろと試してみるとよいでしょう。
睡眠に問題を抱えている方は、年々増えていると言われています。
その原因は様々ですが、環境を変えることで改善されるケースもあります。
特に、光が睡眠に与える影響は大きいので、不眠で悩んでいる方は、ぜひ一度、光をしっかり遮るアイマスクを活用してみてください。